テープ起こしの副業

昔からある在宅ワークで経験者が優遇される

テープ起こし(反訳、テープリライトとも言われる)は昔からある在宅ワークの一つです。
具体的には、ボイスレコーダーに録音されている、会議録や講演、座談会、インタビューなどの音声を文章に起こす作業です。
日本語さえわかれば、聞いたものを文章化する作業は簡単だろうと思うかもしれませんが、実際にやってみると難しく、根気の必要な作業であることはすぐに分かるはずです。また、会議録などは重要な内容も多く、ミスが重大な致命的な結果を及ぼす可能性のあるので、気が抜けない責任感の大きい仕事でもあります。

テープ起こしにもいくつか種類があって、音声を文章に起こしてから読みやすいように文章を編集することを要求されることもあり、これには高度な日本語能力が必要になってきます。
報酬は60分の音声データにつき数千円~2万円程度と言われていますが、難易度によって大きく変わります。

テープ起こしは初心者でも可能な仕事ではありますが、競争も激しいので経験者が優先して採用されるのが実情です。いきなり新規参入しても、仕事が取れるかは疑問です。それでもというなら通信講座でテープライターのスキルを身につけるのもよいでしょう。
手っ取り早く稼ぎたい人にはテープ起こしはお勧めしません。

難易度☆☆☆
報酬☆☆☆
向いている人:根気があって日本語能力に自信のある人


<参考:テープ起こしの作業風景
youtubeに実際にテープ起こしをしているシーンの動画があったので紹介します。かなりのスピードで文字化しています。また、音声はテープではなく電子データらしく、一時停止と再生の切り替えがスムーズで、しかも、両手をタイピングに集中させるために足で操作しているようです。 ここまでスピードアップできると、量をこなすことで相当な収入が期待できるでしょう。

はじめてのテープ起こしの体験談(30代/女性)

今回クラウドワークスさんのタスク作業にて、はじめてテープ起こしの作業を受注。実際に作業を行いました。 その時の経緯や感想について述べたいと思います。

●具体的にどんな作業をしているのか?
まずは発注者さんから音声データのファイルと希望する納品形式、書き起こし時の注意事項などを受領。仕事の仕様 をよく読んだ後、実際の作業を開始しました。 私のやり方としてはまず音声ファイルをスマホに転送。その後スマホで音声を再生しながら、パソコン上のテキス トエディタにひらがなでベタ打ち。原本データを少し聞いては一時停止して入力するを繰り返して、データの終わりまで作業を進めていきました。
聞き取りにくい部分もあるので、何度もデータを巻き戻しながら聞いて作業を 継続。スマホの音楽プレイヤーが持つ機能で、「n秒戻す」というボタンがあったのでそちらを活用。もしシークバーでしか調整出来ないようなタイプだったら、相当効率が落ちていたことでしょう。
次はひらがなで入力した テキストファイルを先頭からすべて漢字交じりの文章にリライトです。ひらがなで入力しておいた文章をすべて 直すというのも結構骨の折れる作業でした。
次は音声ファイルを最初から聞き直し、打ち間違いがないかの確認と修正を実施。人の目ではどうしても見逃し や思い込みで誤字脱字の見逃しが発生してしまうので、最後にMicrosoft Wordの校閲機能を使って最終確認。
軽微な問題を修正して納品しました。機密保持のため原本の音声ファイルについては、検収完了後にパソコンとスマホ から完全に消去。これが私が体験した今回のテープ起こしの一連の流れです。

●どこでどうやって仕事を受注しているのか?
クラウドワークスさんのタスク作業で見かけ、興味のある仕事だったので申し込みました。

●受注するコツは? 今回に限っていえばタイミングが良かったということでしょうか。

●1時間の音声データを起こすのに何時間ぐらいかかるのか?
テープ起こし自体は初めての作業。テキストデータの入力速度にはある程度自信あり。そのような条件で仕事にのぞみ、全部終わらせるのに8時間くらいはかかったかと思います。

●月何件ぐらい仕事を受けているのか?
今回が初受注です。

●楽しいこと・つらいことはあるのか?
なれてくればどうなのかはわかりませんが、今回の初仕事は正直つらいばかりでした。女性同士の対談形式のテープ起こしだったのですが、疲れてくると段々とどちらがどちらだかわからなくなってくるし、肩への負担も相当なもの でした。

●やりがいはあるか?
現段階ではあまりないですね。

●単価はどれぐらいか?月どれぐらい稼げるのか?時給換算するとどれぐらいになるか?
まったく相場感を知らずに受けてしまったので実はものすごく安かったです。時給換算では200円/時になるかどうか。

●他人におすすめできるか? 後から調べた限りでは、私の担当したテープ起こしは登場人物も少なく、専門用語も少なかったのでまだ楽な仕事だった ようです。これが多人数だったり専門用語の塊になると難易度は倍増するようですね。したがって気楽にやる程度の考え ならばとてもおすすめは出来ません。(気楽にやろうとしたのは自分ですねw)

●テープ起こし(文字起こし)の仕事に向いている人とは? 本当に集中して取り組める精神力と環境。そして相当な打鍵数をこなさなくてはいけないので、強靱な肩の筋肉を持った 方も入れるといいかもしれません。

最後に、読んでいてあまり楽しい内容ではないですが、テープ起こし初心者が作業を通して実感したということでご了承ください。

体験談:文字起しの仕事は達成感があり、頑張れば高収入も可能なのが魅力(30代/女性)

不定期ですが、在宅で文字起しのお仕事をさせていただいています。
初心者かつ在宅ワークも始めたばかりなので、内容を確認させていただいたうえで手強くないもの、時間が短いものを選び挑戦しています。
ゴルフレッスン動画、音楽番組のトーク部分、著名人へのインタビューを中心にやらせていただいていますが、大変で時間がかかる作業なだけにやり遂げたあとの達成感、クライアント様からの評価が快感なのと、数をこなせばこなすほどスキルがあがるので機会があればできるだけチャレンジするようにしています。

仕事は主にランサーズのタスクで見つけています。
ネットでも募集があったり直接取引できるところもありますが、なにかとトラブルが多いと聞くので安心して作業できるところを選ぶようにしています。
文字起しの仕事は件数が少ないので早いものがちです。
常に目をひからせてチェックし、見つけたらすぐにとりかかるorクライアント様にアプローチすることを心がけています。
まったくの未経験のとき、(60分の音声データを起こすとしたら2~3時間あれば大丈夫だろう……)と思っていました。
コーチ、講師、タレントなど人前で話すことに慣れている人の場合はスムーズで、それくらいの時間で可能ですが、ぶっ続けで間のないインタビューだったり聞き取り辛かったり専門用語がでてくる場合は3時間どころか半日かかることもあるので、経験したことはありませんがさらに長時間だったり専門的な内容であれば、数日かかってしまうこともあるだろうと思います。
なので仕事を受ける際に事前に内容をしっかりチェックし、じぶんのスキルや作業可能な時間に見合った仕事を選ぶことが大事です。
(スキル以上の仕事を引き受けてしまい、しかもクライアント様の都合で当日中に完了させねばならず夕方から夜中までぶっ続けで作業し、死ぬような思いをしたことがあるので……)

文字起しの仕事の楽しさ、メリットは最初にもチラッと触れましたがやり遂げたあとの達成感が一番です。
あらかじめ分数が決まっているのでウォーミングアップ的に作業に取りかかり、慣れるまで四苦八苦して、流れにのってくるとまるで自分がその場にいるようなふしぎな感覚になって耳と頭と指先が連動して「音声」を「文字」に現して、あとはゴールに向かってまっすぐ走り続ける……みたいな、まるでマラソンのようなスポーツ感覚なのも快感です。

単価はクライアント様や内容によっておおきく違いますが、わたしが受けた仕事は60分で5000円が平均です。
文字起しはなかなか定期的、継続的にある仕事ではないので、それ一本で生活していくことは厳しいと思いますが、スキルに見合った内容のものであれば時給2000円も可能ですし、家にいながらできるということで魅力的な仕事だと感じていますし、興味とやる気があればぜひチャレンジしてみるのをおすすめします。
文字起こしの仕事は集中して取り組まねばなりません。
ひとりでやる地味な作業が苦にならないということ、そして正確さと作業をやり遂げる、納期を守るという責任感が必須です。

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