騒音トラブル体験談

騒音被害体験談(vs騒音おばさん系)

私が以前住んでいた部屋は、築30年以上木造モルタルのアパートでした。6畳一間、ワンルームマンションじゃなくてワンルームアパートです。家賃は1万8千円と激安、でも水道・トイレは共同、風呂なんかなくて3分100円のコインシャワーでした。
当時は本当に貧乏で、そういうところに住むしかありませんでした。水道やトイレが共同なのは面倒だったですが、慣れてしまえば大して気になりません。大家さんもいい人だったし、それほど不便なく過ごしていました。そう、奴が引っ越してくる前は…。

はじめは普通でした。奴は引越しの挨拶には来ず、生活の時間帯が違うのか、しばらく会うこともありませんでした。私も特に隣人には関心が無いので、それはなんとも思いませんでした。

しかし、2,3ヶ月たって、奴は大音量で音楽を流し始めました。安アパートなので壁は薄く、少しの物音でも聞こえてしまうのですが、それを差し引いてもかなり大きな音です。また、部屋に出入りする時に、なぜかドアのおもいっきり閉めるので、バーン!、という音がアパート中に響き渡ります。

さらに、よくわかりませんが、わざわざ朝の5時とかの早朝に掃除機をかけたりします。それで隣人である私の目が覚めることもしばしばでした。
いつしか私は耳栓をして寝るようになりました…。

私の友人に暴力を振るう…

ある日、私の友人が泊まりに来ました。夜中まで話していたら、壁を叩かれました。大声で話していたわけではないですが、とにかく壁が薄いので聞こえてしまっていたのでしょう。それからは友人とはあまり話さず、すぐ寝ました。
翌朝、友人が顔を洗いに共同の水道のとこまで行きましたが、それに合わせて奴が部屋から出てきました。私はその瞬間を見ていないのですが、奴は私の友人に暴力を振るったそうです。

これには私も頭にきて、大家さんに相談に行きました。直接奴の所に行かなかったのは、おそらく奴は話せばわかるような普通の人間では無いだろうと思ったからです。

騒音トラブルを引き起こす人間には2種類いると思います。
・「騒音おばさん」みたいに話が通じない人
・一応常識があって、話で問題が解決できる人

言ってみれば奴は「騒音おばさん」系の人間。直接行っても話はこじれるだけだろうと思ったからです。

そしてやっぱり、大家さんが言うには、奴のもう一人の隣人(つまり私の2軒隣)と騒音問題で殴り合いになっていたそうです。とにかく、その時は大家さんに奴に注意してもらうようにお願いして帰りました。

しかし、奴の騒音は更にエスカレートします。これまたよくわからいのですが、大音量で音楽を流したまま外出したりします。これはわざととしか言いようがありません。
また、極稀に共同水道で顔を合わせることがあったのですが(私は避けていたが、タイミング悪く出くわすときもあった)、そのたびに分けの分からない因縁をつけてきます。

これは奴のせいと断言は出来ませんが、私の自転車が1ヶ月に2回もアパートの駐輪場でパンクしていました。

結局天罰が下る

度重なる騒音と嫌がらせに私は毎日激しく憤りを感じ、天誅を下してやろうと襲撃計画を立てますが、襲撃に成功したとしても、その後どんな仕返しをされるかと思うとなかなか踏みきれません。なにせ相手は「キ○ガ○」。行動が予想できず包丁で刺される可能性も考えられます。さすがに私も刺し違える覚悟はありません。

結局、大家さんの所に意を決して話をしに行きました。奴を追い出してくれと、でなければ私が出ていく、そう強く迫りました。普段私は大人しいので、大家さんは私の普段と違う様子に戸惑っていました。
そして、それが決め手となって、奴はアパートから出ていくことになりました。
大家さんから聞いた話では、奴は引越しの時、ものすごく怒っていたそうです。そして一言もしゃべらず、アパートを後にしたそうな…。

これで、数ヶ月に渡る闘いが終わって、ようやく耳栓をしないで寝れるようになりました。

でも少し思いました。やっぱり安アパートには素性の良くない人に出くわす割合が高いのではないかと。私自身も偉そうなことは言えないですが、やっぱりもうちょっとまともな所に住みたいと思いました。

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騒音被害(加害)体験談(vs一応話が通じる人)

これは前述の「騒音おばさん」系の奴の前の住人の話です。

これに関しては半分私は加害者です。これによって私も騒音について特に気をつけるようになりました。

上述の「騒音被害体験談(vs騒音おばさん系)」にも書きましたが、当時の私は貧乏で、安アパートに住むしかありませんでした。家賃は1万8千円でしたが、水道・トイレは共同という不便なところです。でも、一番の問題は壁が薄いこと。隣の部屋の音がほとんど筒抜けです。そしてそれがトラブルを引き起こす…。

私があのアパートに引っ越してきた時、彼はすでに住んでいました。彼のほうが先住民です。
私は当時いまどきの若者だったので、引っ越してもあいさつにも行きませんでした。
しかし、水道のところでたまに会うので、会えば会釈する程度の関係でした。
特に仲が悪いというわけでもなく、1年ぐらいそんな感じでした。

壁が薄いので隣の音がよく聞こえるなー、とずっと思っていました。たまにうるさいと思うこともありましたが、いつもではないので我慢できる範囲でした。反面、私の音も隣に筒抜けだったと思いますし、それはお互い様だろうと。

私は普段、音楽も聞かないし、それほど音を出さないと思っていましたが、時折友人が尋ねてきて部屋で話し込むことがあって、となりから壁を叩かれることがありました。その時は話すのをやめて外に行きました。

しかし、ある晩のこと。
夜の12時ごろまで友人と二人で話していたことがありました。大騒ぎしていたわけでもなく、普通に話していたわけですが、やっぱり壁が薄いので聞こえていました。

そして、彼は苦情を言いに来ました。
「生活に関する音なら我慢できるけど、夜中に話すのはやめてくれない?」

おっしゃるとおりで、それはこちらの手落ちです。彼に謝罪しようと思いましたが、次のセリフがワケがわからない。

「それと、オレの悪口いうのやめてくれるかなあ?」

はあ?なにそれ?
私は彼のことが好きではありませんでしたが、悪口を言うほど嫌いでもなく、正直関心がありませんでした。私が彼の悪口をいう理由はありません。

よくわかりませんが、彼はかなり神経質な人のようで、一種の被害妄想だったのだろうと思います。意外な展開にとまどっていたら、私の友人が彼に反撃し始めて、場が荒れそうになったので、私は友人を静止して、今後12時を過ぎたら部屋で話さないことを彼に誓って、その日は彼に帰ってもらいました。

しかし、彼だって時々うるさいし、一方的に言われるのも腹が立ちます。そして、悪口言ってるってなんだよ。夜中まで話していたのは私が悪かったと思いますが、正直素直に謝罪する気にはなれませんでした。

しかし、しばらくして彼も前回の対応がまずいと思ったのか、果物をおすそわけにやってきたりして、関係改善を図ってきました。根は悪い人ではないことはわかりましたが、今更仲良くする気にもなれませんでした。

彼はそれから半年ぐらいで退去しました(その数ヶ月後に騒音野郎が引っ越してきます)。

この件では私にも反省があります。
まず、引っ越した時ぐらいは挨拶をして、たとえ深くお付き合いをするつもりがなくても、ある程度良好な関係を作っておくべきでした。互いにある程度人間性を知っていれば、彼も私に被害妄想を抱くことはなかったと思います。
そして、夜中に友人と話していたことは結果的に悪かったと思いますが、普通に話していて、隣から苦情が来るような壁の薄いアパートってどうよ?と思います。安さにつられてボロアパートに入居したことも反省でした。

騒音トラブルを防止するには

「騒音被害体験談(vs騒音おばさん系)」と「騒音被害(加害)体験談(vs一応話が通じる人)」に書いたとおり、私は騒音被害者になり騒音加害者にもなりました。
騒音被害者はもちろんのこと、加害者側となって、苦情を言われるのも不快です。
それを根本的に避けるにははじめから隣人がいなければいいですよね。

その後、私は部屋を借りる時に決めたことがあります。
絶対に角部屋にすると。
それだけで、騒音トラブルの可能性が半分になります。
そしてさらに、隣の部屋が空き部屋であるとなおよしです。
私が現在すんでいるワンルームマンションも角部屋でとなりは空き室です。いずれ誰かが入居してくるかもしれませんが、それまでは気が楽です。
今は部屋さがしもインターネットを利用して出来ます。それで、角部屋で、しかも隣の部屋も入居募集中のところを探すと意外に簡単に見つかりました。

部屋を決める時には、家賃、間取り、築年数、駅からの距離などを考慮すると思いますが、私は家賃と同じぐらいの重要さで角部屋そして隣が空き室であることにこだわっています。

また、これは今の一つ前の部屋に入居した時ですが、その時は角部屋でも隣人がいたので、粗品を持って挨拶にいきました。特に仲良くする気もお世話になる気もありませんでしたが、やはり隣に誰が住んでいるかということを知らせておくことは肝心だと思います。顔見知りだと、騒音の許容度も上がるでしょうし。

そして、基本的なことですが、私は音を出すことに対して結構気を使っています。現在は角部屋で隣にも人がいないのでそれほどでもないですが、以前住んでいたマンションでは友人が訪ねてきた時はまず隣の人が在室かどうか確かめて(明かりがついているかどうか)、在室ならなるべく外で話をするようにしてました。テレビの音も小さめを心がけていました。

しかし、このようなことで悩まなくてよいように、いつかは広い庭の中に一軒家を建てたいものです…。
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騒音の苦情を伝えるには

隣の(あるいは上下の)住民がうるさい。忍耐の限度を超えているので注意したい、という経験をした人も多いと思います。
その時、
●直接その人と話を付けに行く
●大家(あるいは管理会社)を通して注意してもらう

方法があります。

私の経験からすると、直接言いに行くのは危険です。例の騒音野郎の場合、注意してきた別の住人と殴りあいになっています。また、世の中では騒音を注意されて逆上して刺し殺したという事件も発生しています。
よほど親しくて、なんでも言い合える仲でも無い限り、大家(あるいは管理会社)を通した方がよいでしょう。私は結局、大家に強く言って、騒音野郎を退去させました。

これは今の一つ前に住んでいたマンションの話ですが、ある日ポストに管理会社からの紙がはいってました。
2階の廊下で最近騒いでいる人がいるのでやめて下さいと、誰が原因かはわからないので、入居者全員に知らせます、とのことでした(なお、私は3階に住んでいた)。
この方法なら誰が苦情を言ったかわかりませんし、誰が加害者なのかも第3者にはわかりません。やはり騒音問題は管理会社に任せたほうがよいのではないでしょうか。

ついでに、余談ですが海外の話を少し。
以前私は、とある国でホームステイしていたことがありました。
その家の息子ですが、毎日大音量で音楽を鳴らしていました。家の中では音というより振動として伝わってくるような爆音でした。
そして、ある日、警察が家にやってきて高額の罰金を言い渡されました。
隣の住民から苦情があったそうです。隣の住民とは割と仲がよかったように思いましたが、それでも直接言いに来ませんでした。聞く所によるとこの国ではそれが当たり前で、直接言いに行くと危ない、と言っていました。

ところでその息子は両親にこっぴどく怒られ、それ以来かなり静かになりました。

騒音に関する事件(騒音おばさんなど)

騒音自体で死ぬことはほとんどなくても、騒音が原因で殺したり殺されたりする人もいます。

★ピアノ騒音殺人事件

1974年8月神奈川県で発生。県営住宅において、階下のピアノの音がうるさいと、男が逆上。包丁で、ピアノの練習をしていた子供2人と母親を殺害。裁判で死刑判決が出される。 検証では、ピアノの音は基準値以下だったとのこと。犯人の男は騒音に対して敏感すぎたということになるが、それは一般の基準であって、彼にとってはやはり騒音だったのだろう。 なお、死刑は未だ執行されておらず。精神鑑定がクロだったことが影響しているのか。死刑を待つ拘置所内で聞こえる物音をどう感じているのだろうか?

★中野テレビ騒音殺人事件

1982年10月東京中野区で発生。アパートに住む学生が家主一家5人を殺害するという凄惨な事件。
犯人は語る。

「静かにしてくれと言ったのに無視された。自分に嫌がらせをしていると思い、いつか復讐してやろうと思った。事件の時も、就職の準備のため大学から帰るとAさんの家からテレビの音がした。その音を聞いて、やってしまおうと思った」 事件を起こした理由は、表向きは騒音だったが、実の所、上手くいかない自分の人生に対する八つ当たりであった。
前述のピアノ騒音殺人事件の犯人と同様、精神鑑定は「クロ」だったが、こちらは不起訴となった。

ところで、騒音発生源の住民に、この手の騒音殺人事件の記事をプリントアウトしてポストに投函すると静かになったという話があるが(笑)、これって脅迫になるのか?

★奈良騒音傷害事件

いまだ記憶にあたらしい「騒音おばさん」事件。奈良県の主婦が大声や布団を叩く音で近隣住民に多大なストレスを与えた。テレビでも大きく報道され、視聴者に大きなインパクトを与えた。騒音が傷害罪に当たるということを世に知らしめた事件。

裁判では実刑判決が下ったが、現在は出所している。 最近になって、騒音おばさん被害者説がまことしやかにささやかれている。「騒音おばさんの真実」という動画が話題を集めている。

これによれば、騒音おばさんは被害者とされる住民から嫌がらせを受けていて、身を守るために騒音を出して威嚇していた、ということらしい。 そこには創価学会の陰謀がからんできて…、みたいな内容である。 データのソースがはっきりわからないので真偽は不明。本人が真実を語ることを望むなら別だが、そうでなければ、もうそっとしてあげてはどうか?

騒音に関する裁判

騒音トラブルにおいて、裁判に至るケースはあまり多くありません。
まず、騒音の状況を詳しく調べなくてはいけません。以下の実例では業者に依頼して騒音を測定しています。手間も金もかかります。
また、平成20年に提訴して、判決が出たのが平成24年です。非常に長い期間が経っています。

裁判では勝訴していますが、慰謝料60万円では割にあわないでしょう。

騒音トラブルの対策として裁判は最後の手段です。なるべく話し合いで決着を着けたいところですが、話の通じないモンスター○○も増えているので騒音トラブルの裁判は今後も増えていくでしょう。

東京都品川区のマンションで真上の部屋に住む男児が跳びはねてうるさいとして、階下の夫婦が騒音の差し止めなどを求めた訴訟で、東京地裁は15日、「我慢の限度を超えている」として、男児の父親に一定以上の騒音を出さないよう命じる判決を言い渡した。

 判決理由で前沢功裁判官は、夫婦が業者に依頼して騒音を測定した結果に基づき「男児が跳びはねたり、走り回ったりする音は生活実感としてかなり大きく聞こえ、相当の頻度であった」と指摘。配慮すべき義務を父親が怠ったと判断した。

 夫婦が求めた慰謝料計60万円のほか、妻が頭痛で通院した治療費や騒音測定の費用も請求通り支払うように命じた。

 判決によると、夫婦は平成18年3月ごろ、1階の部屋に入居。その後男児とその家族が2階に引っ越してきて、遅くとも同年5月以降、騒音被害が始まった。夫婦は男児が幼稚園児だった20年に提訴した。
出典:MSNニュース(http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/120315/trl12031522540010-n1.htm)

なお、このマンションの床は、通常の防音性能を満たしており、訴えられた住人の部屋では、和室と廊下を除き、じゅうたんを敷き詰めていたといいます。それでもトラブルになってしまうんですね。
訴えられた方もかなり不愉快でしょうし、子育てするならとりわけ一戸建てが一番ということでしょうか。それができないなら、子供がいる家庭はなるべく一階に入居するとよいでしょう。
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