株 掛け金がエスカレート

掛け金がエスカレート(2003年後半)

もうどうにも止まらない…

株を始めてしばらくは一回の勝負に5万円程度で慎重にで取引してましたが、半年ぐらいすると慣れてきて、20万円ぐらいの勝負をするようになってきました。20万円と言ったら当時の月給以上の額。このころからお金が実生活の感覚からかい離して、単なる数字になってきました。

最終的には1回に50万円ぐらいの勝負をかけてました。安月給の末端自衛官からすれば、実生活からかけ離れた高い買い物でした。

 

普段の生活で何10万もするようなもの買わないし、買うにしても熟考に熟考を重ねて買うはずです。しかし株に関してはなぜかそういう感覚が働きません。多分、簡単すぎるからです。欲しいと思ったら、ネット取引なのでクリック一つで買えてしまうわけで、しかもリアルなお金の感触もありません。
さらに、株を買ったからと言って株券が実際に手元に届くわけではなく、買ってから売るまで完全に数字のやり取りだけなので、本当にゲーム感覚でした。

 

しかし、大きく負けた時は一応反省して、普通の感覚に戻って「今回負けた金で牛丼何杯食えたんだろうか」とか考えるのですが、すぐ負けを取り戻そうと次の勝負に大枚はたいてまた負ける…。
悲しさと情けなさで、ますます感覚が麻痺していくのでした。